好きだった馬


ライスシャワー
競馬を始めるきっかけとなった、 生涯忘れることができないであろう名馬
平成4年のダービーで、ミホノブルボンの馬連相手として、 この馬を名前が気に入り買っておいたおかげで、 その後競馬にのめり込む(そして惨敗の日々が続く!)ことになった... (ライスが16番人気だったため、馬連29580円の高配当となった!、 先にも後にも、万馬券はこの1回しかとったことがない... ビギナーズラックとは恐ろしい(^^;))
その後、ここ一番での勝負根性で 菊花賞では無敗の3冠がかかったミホノブルボン 天皇賞(春)では3年連続制覇がかかったメジロマックイーン をねじ伏せ、大記録阻止役として活躍する!
小柄な馬だが、ここ一番での勝負根性はすごく とくに長距離レース、京都コースでは強かった。
誰がなんといおうと、長距離&京都に限っていえば史上最強でしょう! なんてったって、3000m以上では3-0-0-0だったのだから (1着が3回のみ、しかも全てG1、京都コース!)
天皇賞(春)で奇跡の復活勝利をとげた42日後 得意な京都で行われた宝塚記念で まさか、あんなアクシデントが起きようとは...(故障による安楽死処分)
その後、あまりのショックで競馬を1年間やめてしまった思い出がある。
順調にいけば、今頃ライスの子供もデビューするはずだったのに...本当に残念。
夢をありがとう、そして安らかに眠れライスシャワー...

セキテイリュウオー
ブルボン、ライス、タンホイザたちと同世代の トウショウボーイの血をひく最後の名馬!
クラシックではあまり良いところがなかったが 5歳になってから急成長した。
2年連続、天皇賞(秋)2着という全くもって惜しい成績! ほんとにG1とらしてあげたかったなぁ... 1800mのG1があったらなぁ...
とにかく、こういう勝ちきれない馬って どうしても応援したくなってしまう...
(カミノクレッセ(G1、3連戦(天皇賞(春)、安田記念、宝塚記念)全て2着!)、 ナイスネイチャ(有馬記念3年連続3着)もしかり)
トウカイテイオー
この馬には何度感動したことか...
日本史上最強馬シンボリルドルフの血を受け継ぐ 真の意味での帝王だった...
ダービーで骨折さえしていなかったら 必ず楽々と三冠をとったであろう。
天皇賞には縁がなかったが、 数回にわたる骨折を乗り越え勝ち取ったJC(ナチュラリズムとの壮絶な叩きあい)、 もう完全に終わったと言われながら 当時現役最強と言われたビワハヤヒデをちぎった有馬記念... これほどドラマチックで記憶に残る馬は、もう現れないでしょう。
月並みな言葉だが、 記録に残るという点では父のルドルフが断然上だが 記憶に残ると言う点では子供のテイオーが勝っている。
テイオー産駒にも是非がんばってもらい、 皐月、ダービー、有馬、JCの三代制覇を実現してもらいたいものである。
ロイスアンドロイス
相手が強くても、弱くても何故か 2、3着ばかりのなんとも日本人的な馬である。
単勝で追っかけてた人は、今度こそは、と何度考えたことだろう (通算成績:3-9-7-9)
トニービン初年度産駒でクラシックでも大いに期待されたが、 平成3強世代ウイニングチケット・ビワハヤヒデ・ナリタタイシンと 同期だったのが痛かった!
5歳時に2勝を上げ、 オールカマーでウイニングチケット・ビワハヤヒデに続いて3着、 天皇賞でも3着、JCでも3着に終わったころがピークだった。
この馬も残念ながら腸捻転で他界している。
シンコウラブリイ
アイルランドのカーリアン産駒。
マイルに強い牝馬と言えば ノースフライトやダイイチルビーが有名だが この馬を忘れちゃいけない。
生涯成績10-2-2-1...と着外は1回だけ! 牝馬は好不調の波が激しいが、この馬はほんと安定していた。
引退レースのマイルチャンピオンシップで初G1制覇したのが印象的だが、 これと同じぐらい印象深いのが、毎日王冠である。
ラブリイがレコード勝ちしたのであるが、 このとき、その後の天皇賞(秋)で1着のヤマニンゼファー 2着のセキテイリュウオーに先着してるのだから恐ろしい。
もし、あのとき天皇賞に出走できていたら、確実に優勝してたでしょう!
ミホノブルボン
短距離血統でも、鍛えることにより 長距離を克服することができる 競馬は血統だけではない! ということを教えてくれた2冠馬 (7-1-0-0!、毎回逃げ切り!)
マグニテュードという短距離血統ながら 故戸山調教師の、鬼のような坂路調教により 3冠まであと少しというところまで 持っていったのだから恐れ入る。
強烈な逃げ足だったが、 連を一度も外さずに引退して行く(勝ち逃げ!)ところまで 逃げ馬ぶりを徹底しているのは恐れ入る。 是非産駒にもがんばって欲しい。
サクラチトセオー
平成7年天皇賞(秋)の 16-16-15から怒涛の追い込みが忘れられない。
安田記念2着の時の最後方からの追い込みも凄かったが その時届かなかったからといって、戦法を変えず あくまで直線一気!にこだわり、G1制覇した小島太騎手も凄い。
スターマン
3冠を制覇した4歳時のナリタブライアン 当時最強だったこの馬に唯一先着した馬!
恐らく、名前はデビット・ボウイの名曲からつけたんでしょう。 もっと長い間走らせてあげたかった。
サクラバクシンオー
1200m走らせたら最強!なんと1400m以下では、11-0-0-1
見ていて毎回気持ちが良かった。
あの走りは世界でも十分通用したでしょう...
マチカネフクキタル
血統の壁を越え、菊花賞を制した鬼脚!(上がり33秒9)
脚質こそ違えど「競馬は血統だけではない」ということを証明した という点ではブルボンと同等の功績があるでしょう。
サマーサスピション
青葉賞を直線一気差し切り勝ちしたのを見た瞬間 ダービー馬はこの馬以外考えられなかったのに 翌日に骨折が判明とは...
もし無事ダービーに出ていたら、タイムから考えて 必ず優勝していたのに...
全弟のローゼンカバリーには兄の無念を晴らすためにも 是非一度天下を取ってもらいたい! 無理かなぁ(^^)
ツインターボ
名は体を表すという言葉がこれほどぴったりあてはまる馬は他にいないでしょう
名付け親はエライ!
名前通り、とにかく良く逃げた!
逃げ切るか、最終コーナーで捕まり大差で負けるか そのどっちかしかないのだから... 見ていて気持ちの良い馬だった。
オールカマーで全盛時のライス以下を退け、2着馬に5馬身差をつけ 圧勝したときはびっくりしたけど...
最近こういう強烈な逃げ馬がいないなぁ...
残念ながら今年の1月に心臓麻痺で他界している。
ケントニーオー
410kg台の小さな馬体で、 懸命にがんばってた姿が印象に残っている。
初年度トニービン産駒の中で、平成3強世代の中で 一番期待し、応援していた馬!
ウイニングチケットやロイスアンドロイスのおかげで 影が薄いけど、ほんとに良い馬だったなぁ...
サイレンススズカ
中間で脚をためず、最後までペースを落とさず逃げ続けて勝つ!という 逃げ馬の常識を打ち破った完璧な逃げ馬。
デビュー2戦目の弥生賞挑戦 (興奮状態で、ゲートをくぐって飛び出してしまい 外枠発走しかも出遅れたのに、そこそこのレースを展開!) を見てからただ者では無いと思っていたが、
5歳時についに本格化、まさかここまで強くなるとは... しかし6戦全勝、完璧な状態で臨んだ平成10年天皇賞(秋)にて、 悪夢は起こってしまった。
この日はサイレンススズカの完璧な勝利を肉眼で見たくて 府中競馬場まで足を運んだのだが...
実力はもちろん、11/1、11R(1並び)、同日F1グランプリ開催(スズカ) ということもあり自信を持って1枠1番サイレンススズカから総流しした馬券は 宝物になってしまった。 パドックで恐ろしく落ち着いていたので、どこかしら気になってはいたのだが まさか「1番人気は勝てない」ジンクスが予後不良という最悪の形で現れるとは... 恐ろしいまでに速すぎる馬だったが、天国に行くのは早すぎた。
後に、天皇賞(秋)前走の毎日王冠で完璧にねじふせた エルコンドルパサーが4歳でジャパンカップを制覇 グラスワンダーが4歳で有馬記念を制覇 前々走で11馬身も差を付けた ミッドナイトベットが香港で勝利することなどを考えれば、 いかにサイレンススズカが偉大だったが分かる...
あの逃げは一生忘れないだろう。


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